裏風俗

HOTEL The HONBAN【一発屋旅館】

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その名の通り、見かけは小さな旅館だが、実は本番風俗というのが〝一発屋旅館〟や〝ちょんの間旅館〟と呼ばれるものだ。旅館なので当然、個室があり、布団があり、風呂にシャワーと、風俗に必要なものは全て揃っている、まさにうってつけの〝箱〟なのだ。

青森から石垣島まで、筆者が知る限り全国約14カ所の地域に点在しているが、最も興味あるのは、どんなふうな旅館でどんな女のコがいるのかだろう。

▲高知のソープ街に並ぶ旅館

簡単に言えば、大阪の新地にあるちょんの間が〝料亭〟なのに対し、こちらは「旅館」というだけ。民家や民宿風のものから、温泉街の小さな旅館や個人経営のビジネスホテルと様々。残念ながら女のコの写真や顔見せはない。

一発屋旅館が多いのは、歓楽温泉として名高い石川県山代温泉だろう。温泉街からひと山超えた集落には、シーズン中には多数の温泉客がまかなえるよう、「○○旅館」と看板の出ている一発屋旅館が複数ある。

夜になると一発屋の乗り合いワゴン車が、温泉街にある各旅館を廻ってスケべな志望者を乗せて戻ってくる。遊び終わったあとはまたちゃんと旅館に送り届けてくれるというわけだ。しかし、夜中にワゴン車から浴衣を着た男たちがゾロゾロと小さな旅館に出入りする姿は異様だ。

「こんなところに!?」と驚かれるのが、「生駒新地」と呼ばれるところで、奈良の生駒山の中腹にある宝山寺へと続く参道の石段沿いに並んでいる。そのたたずまいは純和風建築のところもあり、人妻系としっぽり遊ぶにはうってつけの雰囲気。2時間2万7000円だが、あらかじめ予約をしておけば宿泊もできる(4万円)。

▲久留米の花畑駅近くにある旅館の一室にて

一発屋旅館は旧赤線地帯に集まっていることが多く、東京の吉原や兵庫・福原、高知・堺町のソープ街では、深夜0時過ぎてひとっ風呂浴び損ねた客が立ち寄る最後の砦となっている。

筆者は上野でサラリーマン生活をしていた頃、吉原の一発屋旅館を初めて利用した。惜しむらくは、吉原ではその類の旅館は現在は全て閉店してしまったことだ。

お相手は期待していたお茶引きのソープのお姉さんではなく、専門のデリから来る元ソープ嬢や人妻系が多い。同じような旅館が集まっている高松市の琴電瓦町駅裏や石垣島の十八番街では、普通の旅館と間違えないように、玄関に赤い照明を点けているところもあった。

▲石垣島で見つけた一発屋旅館

女のコのレベルは旅館にもよるが、総じて年齢は高め、レベルは低めと考えていいだろう。料金は生駒新地以外は30分1万5000円程度。ちょんの間より少し長く、少し高い。

また、風俗とは知らない客が宿泊を求めて来た場合はどうするのか聞いたところ、富士吉田にかつてあった一発屋旅館の女将は、「満室」と言って断ると言っていた。逆に、片山津温泉にあるビジネスホテル一発屋のご主人は、「部屋が空いていれば普通に泊める」と言っていた。その違いは、そもそも風俗店として営業しているのか否か、そして、設備や備品によるものと思われる。

 温泉街で偶然泊まった旅館が一発屋だったら!? 遊ばないとしても、ワクワクしてしまわないか?

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