裏風俗

沖縄ベイブルース【消えたちょんの間】

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日本を代表する遊郭「飛田新地」の記事を書いたところで、もう一箇所、激安裏風俗の代表であったちょんの間地帯を案内したい。正確には「元」ちょんの間であるが。

ウチナー(沖縄島民)の間で通称「新町」と呼ばれていたのは、那覇市内からクルマで20分ほどの普天間基地近くにあった「真栄原(まえはら)社交街」だ(トップ画像)。

そこは戦後、普天間基地と共に誕生し、米兵相手の色街から、ジモティー相手のちょんの間へと移り変わった歓楽街だった。最盛期には200軒もの店が並び、若くてカワイイ女のコと15分たった5000円で遊べる日本一格安な美女ちょんの間街だったのだ。

▲終末期の真栄原。扉を少しだけ開けて顔見せしている

 

ところが、民主党が政権を握った2009年、鳩山首相の「最低でも県外」発言で、普天間基地の移転気運が一気に高まった。と同時に、真栄原社交街への摘発が頻発したのだ。つまり、基地がなくなるなら、それに付随してできた社交街も必要ないという意味に違いない。

筆者が取材に訪れた2010年5月の時点で、営業していた店はわずか20軒ほどとなっていて、同年夏には壊滅した。

▲「真栄原社交街」の看板を外されたアーチ。現在はそのものが撤去されている

 

その前後、真栄原社交街で働いていた女のコや遊んでいた客たちが移動したのは、そこからさらに北の沖縄市にある沖縄第二のちょんの間街「吉原社交街」だった。

そこもやはり嘉手納基地に隣接する色街で、かつては人気(ひとけ)のない暗いちょんの間街だった。

しかし、真栄原が縮小するや、吉原は逆に賑わい始め、真栄原壊滅の直前には、そこが日本とは思えないほどハデで賑やかなちょんの間街へと変貌していたのだ。

▲まるで真夏のクリスマス

▲赤やピンクを基本に鮮やかなネオンが彩る

▲もっとも賑やかな頃の吉原。直後から摘発が頻発し始めた。

 

筆者も、そのヤリすぎた光景にはさすがに危機感を感じるほどだった。そして案の定、吉原にも摘発が頻発し、翌夏にはほぼ壊滅状態となってしまった。

二大ちょんの間が無くなったあとの現在の沖縄風俗の主役は、辻のソープランドである。

表風俗ではあるがしかし、そこにも問題が浮上している。それは強引な客引きとボッタクリ問題だ。

▲2010年頃のソープ街。

 

多くの観光客が訪れる歓楽街の客引きの数は凄まじく、飲み屋街・松山を歩くと、次から次へと客引きが現れては、居酒屋、キャバクラ、おっぱいパブはもちろん、隣町・辻にあるヘルスやソープにまで誘惑してくるのだ。

ボッタクリのクレームは、そういった客引きはもちろん、こづかい稼ぎをするタクシー運転手に連れて来られた客からが多い。

沖縄ソープの料金相場は、総額50分1万6000円である。しかし、タクシーの運ちゃんに連れて行かれると、通常料金に2000円~5000円上乗せされることがある。さらに、店に電話で女のコの出勤状況や料金の確認をしただけで、指名料や予約料を上乗せされたという話も聞く。

正規料金で営業している優良店も多いだけに、非常に残念な状況であるが、対策としては、あらかじめ雑誌やネットで行きたい店と料金を調べ、メールで予約しておくのがベストだ。もしくは、客引きより、無料紹介所で紹介してもらう方が安心である。

また、辻にはソープだけでなく、箱ヘルも多数出店している。本番NGながらも、ソープより若くてカワイイ女のコがいると評判だ。

▲何を耳打ちしているのやら…

 

ソープが現沖縄風俗の王道なら、裏道は連れ出しスナックだ。ソープ街から道を1本隔てた路地には、連れ出しスナックが数軒点在する。

外観は普通のスナックだが、女のコが気に入れば近くのラブホに連れ出して遊ぶことができる。料金は女のコ次第で、店内での金額交渉も御法度となっているが、飲み代と連れ出し料、ホテル代全て含めて3~4万円だろう。

ソープの倍程かかってしまうが、日本人の若い女のコがいる連れ出しスナックは全国的にも珍しく、さらに地元沖縄の女のコと飲んで遊べることもあり、観光客には人気となっている。

ちなみに、彼女たちの間では「観光パブ」や「デートクラブ」などと呼ばれ、入店できるのは県外からの観光客のみ。その理由は、島民だと顔バレするからというあたりが本州の文化との差を感じる。情報は無料案内所で教えてくれる場合もある。

ちなみに、辻はステーキハウスの多い街でもある。沖縄特有の、でかくて硬いアメリカンステーキに舌鼓を打ってから遊ぶのもいいかもしれない。

他に、栄町市場付近に小さなちょんの間街があるが、数も少なく熟女中心だ。松山の隣町の前島には本サロがあるが、店内はほぼ漆黒の闇状態で、現在は客も店も激減している。デリヘルは若いコも多く、プラス5000円で本番できる場合が多いにも関わらず、人気薄だ。シティーホテルに呼べない場合、ラブホを使わねばならないことが原因と思われる。さらに、デリヘルやソープには、内地から出稼ぎに行ってる女のコも多く、観光客にとっては、「わざわざ沖縄で…」という気持ちもあるのだろう。

ちょんの間は無くなっても、恥ずかしがり屋だけど情熱的な女のコはそのまんま。青い海、白い砂浜、おいしい沖縄料理と共に、島んちゅ風俗を堪能していただきたい。

▲金武の社交街入り口

▲タコライス発祥の店がココ

▲近くの公園で青空タコ

▲金武の社交街は、ちょんの間はないがクラブが多い

▲「座れ、そして楽しめ!」

▲社交街の目の前には、キャンプハンセンがある

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