裏風俗

青森のちょんの間旅館は本州最北の裏風俗か⁉︎

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「昔の青森の風俗って、ピンサロかナンパくらいなんスよ。初めて東京に出て来た頃は、風俗たくさんあるんでハマっちゃいましたよ(笑)」
 
 ナンパが風俗か否かは別として、青森市出身のパチプロの友人Kは、そう教えてくれた。

 確かに青森市内ではそうだったかもしれないが、電車で40分程度の街に、同じ県民でも知らない風俗があるとは思ってもいなかったようだ。

 弘前の歓楽街は、JR弘前駅からは少し離れたところにある鍛冶町付近。飲み屋中心の街で、Kが言うように、店舗型風俗は数軒のピンサロと本サロがある程度。青森の本サロは高レベルだったが、弘前は本サロはデヴィ夫人似の熟女と、細めの森三中・村上というレベルだった。

 しかし、Kがいた昔でも確実にそこにあったであろう裏風俗が、鍛冶町の隣の紙漉町にある。

 歓楽街の雰囲気は全くない、民家が立ち並ぶ路地に現れる民宿風の小さな旅館。そのうちの何軒かがちょんの間旅館として営業しているのだ。その中でも一番立派な旅館の前で深呼吸を。もし、違っていたらと思うと腰が引けるが、その関門をくぐらずに裏風俗の玄関を入ることはできない。

 勇気を出して引き戸を開けると、小さな番犬に続いて五十路の女将があらわれた。少し怪訝そうな表情の女将に、合い言葉のように聞いた。

「遊べますか?」
「どうぞー」

 ホッとひと安心。一見客の筆者を二階の部屋に案内しながら聞く女将。

「出張ですか? 弘前はソープランドがないんで、うちみたいな旅館があるんですよ」

 なるほど、風俗のない県には、それなりに天のお目こぼしもあり得る。6畳の部屋に入る頃には、女将の表情も和らいだ。

「今日は、30代の人妻さんと、20代の若いコね。どっちにします?」

 こういった裏風俗の女のコの年齢は良くて5歳割引きなので、人妻と遊びたい気分の時でも若いコを指名することにしている。

「1万4000円になっちゃうわよ」

 人妻より2000円高いが、そちらをお願いすると、20分程でホントにスレンダーなロングヘアーの三十路美女が現れたのだった。

 カーペットの上に敷かれた布団と小さなテレビがひとつ。窓の外では昭和の遺産とおぼしきエアコンの室外機が「ブオン、ブオン」と今にも昇天しそうなアエギ声を上げている。

 部屋は殺風景で寂しいが、雪国の若妻の津軽なまりとスベスベの美肌は、何よりの心地よさだった。

 青森、群馬、長野、大阪…、ソープランドのない県の裏風俗は、女将が言うとおりにある程度充実している。裏か表かは別として、ヌケる県であることには感謝以外に何もない。
 

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